京都や金沢と並ぶ和菓子処、島根県松江市に創業100年を超える老舗和菓子屋の『三英堂』さんがあります。松江市の本店と、県内にも他3店舗お店を構えていらっしゃます。
松江三大銘菓を取り揃える和菓子屋の、お正月ならではの生菓子をお取り寄せで、2022年をたのしくスタートさせてみました!
三英堂
松江市は歴史ある和菓子屋さんが軒を連ねる、和菓子好きにも大人気のエリア。
松江と和菓子の関係を深めるのに茶聖 松平不昧公の存在があると言われており、松平不昧が愛した「松江三大銘菓」は当時の茶会でも愛用されるほど。
そんな和菓子を扱う、歴史と伝統のある和菓子屋さんで、お正月ならではの可愛らしい生菓子をお取り寄せしたのでご紹介します。
パッと見ただけでわかる寅を表現 かわいい生菓子 (寅)
まずは2022年の干支「寅」を表した生菓子。黄と茶色でとらの模様を表現され「寅」の押印まであり、見ていると新しい一年のスタートだなと身が引き締まる思いです。
中身はなめらかなこしあんに、周りはこなし製なのか、舌触りがわずかにかためで新しい食感でした。
紅白のかざりでおめかしされ、カラフルな見た目がかわいらしいです。
松・鶴の絵柄と、扇の形で正月のおめでたさが満載 (鶴)
こちらも純白の鶴に松をあしらっていて、縁起が良くおめでたい!!白に赤と緑のワンポイントが映えますね。
こちらは羊羹が扇にかたどられ、中にはびっしりのつぶあんが入っています。ほどよく甘くて、ぺろっと食べてしまいました。
写真でパッと見た印象、彩り、形すべてがあまり出会ったことのない生菓子で気になっていたので、実際手にとることができたのも幸せです。
ふっくらとほんのりピンクの梅 (福梅)
こちらの福梅を手に取ると、木にた〜くさんふっくらとした梅が咲いている光景が目に浮かびました。
ピンクのやさしい色合いがとても好み。
こしあんがなめらかで溶けていくのも美味しく、生きたお花の儚い感じがしていいですよね。
目にも鮮やかで、お上品な生菓子だなと思いました。
冬になくてはならない赤と緑のアクセント (千両)
千両は見た目どおり、柔らか〜いおもちのモチっとした食感が、他の生菓子と違っておいしいです。
こしあんと言っても、つやっと少しねっとり感があるのが、普段食べるさらりとしたこしあんとは違ってまたいいですね。
口の中で見事に、おもちとあんこが一体になっておいしすぎました。
くっつかないようにということもあるでしょうが、白い粉がまるで雪をまとったようでこの季節ならではと感じます。
どの生菓子も見た目が珍しいのですが、味はもちろんおいしくお正月を楽しませてもらい、大満足のお取り寄せになりました。
どれも日持ちが5日間もある生菓子はあまり見かけたことがなく、お正月期間は特に遠方の方への手土産にも最適だと思います!!
松江の和菓子をみんなで囲む、お正月を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
価格:各270円(込) 日持ち:各5日間 販売期間:1月1日〜15日
お店情報 本店
住所:島根県松江市寺町47
Tell:0852-31-0122
営業時間:9時~18時
定休日:不定休
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