【三英堂】 松江独特のしののめづくりで作られた「日の出前」 庭園日本一  足立美術館の茶席菓子 |(島根・松江)

和菓子のご紹介
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島根県松江市は「散策すれば和菓子屋がある」とされるほど京都・金沢にならぶ人気の和菓子処です。

三英堂さんの松江独特の『しののめづくり』と言う手間をかけた製造方法で作られた、伝統銘菓の“日の出前”。

日本一美しい庭園 19年連続1位 の「足立美術館」の茶室で振る舞われる、茶席菓子としても人気の和菓子です。


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三英堂

創業は1929年。和菓子処として親しまれる松江の地で、伝統にとらわれすぎず流行にも流されない和菓子を作り続けておられる老舗和菓子屋さんです。

また島根県安来市には、日本一美しい日本庭園として19年連続1位になっている「足立美術館」があることも有名です。 足立美術館の創設者 足立全康による四季の美しさを表現した日本庭園と、日本人なら知っている日本画の巨匠 横山大観のコレクションを合わせた、まさに「日本の美の感動」をこの目で体感させてくれる美術館です。

以前足立美術館を訪れた際、ちょっと休憩しようと館内の茶室 “寿楽庵”にて、休憩がてらお菓子とお抹茶セットで一服しました。

その時に頂いたのが「日の出前」です。 もう7年ほど前のことでしたが美味しさが忘れられず、今回お取りよせしました。


陶芸家 河井寛次郎命名の「日の出前」と新年を迎える

手に取るとしっかりとした、肌触りのいいお箱。金色のリボンが豪華さをアップさせます。

箱に表記してある通り河井寛次郎先生の命名である伝統銘菓であります。大正から昭和にかけて京都を拠点に活躍した陶芸家で、出生地である島根県安来市に愛情を抱き続けたとのことです。

リボンをほどいてみると、フィルムに覆われた日の出前が顔を出します。

まだ全貌が見えない感じもワクワクしてしまう・・笑

繊細で美しい表面を汚さぬようやさしく、カットしていく。とても美しい断面だな〜とうっとり。

松江独特のできたての皮むき餡を、型に何層にも分け、手で押し固めていく「しののめづくり」という製造方法で丁寧に作られています。

見た目からもよくわかりますが、キメが細かくその工程がまるで口の中で思いおこされるような繊細な舌触り。

上品な甘さで、菓子切りでふたつにする感触も、他では味わえないんだよな〜。


新年にふさわしい、おめでたい和菓子を食べたいとお正月時期にお取り寄せしていました。

表面にみえるひとつぶの小豆。

元日に輝く日の光がだんだんと強くなり、だれもが心待ちにする日の出前の瞬間

見た目と菓銘から、そんな光景を思い出させてくれるようで、改めて「日の出前」が好きになりました。

みなさまもお正月に、こちらの和菓子でゆっくりと新年を味わってみるのはいかがでしょうか。

価格:864円(込) ハーフサイズ
販売期間:通年
日持ち:15日

三英堂|島根・松江の御菓子司
松江御菓子老舗・三英堂の公式サイトです。不昧公御命名「菜種の里」をはじめ、陶芸家・河井寛次郎先生御命名「日の出前」などの伝統銘菓を作っています。

お店情報

住所:島根県松江市寺町47

Tell:0852-31-0122

営業時間:9時~18時

定休日:不定休


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