「ほっと癒やされる、心の余白づくり」を、おうち抹茶でサポートしてみたい!と思っているNanaです。
前回の記事ではおうちで抹茶を点てるのに、必要な道具を6点ご紹介させていただきました。
中でも最低限必要なものは、①茶筅と②抹茶になります。
今回は「茶筅(ちゃせん)とは?」・「初心者の方にオススメしたい茶筅」についてお話します♫
はじめての茶筅選び
茶筅(ちゃせん)とは?
抹茶を点てるのに欠かせない道具。竹を1ヶ月天日干しにし、2年倉庫に寝かせてから茶筅に加工する。
近年では外国産の物も流通しているが、主な生産地は「奈良県生駒市の高山地区」で、茶筅つくりの伝統が約500年続いている。
竹を一本一本手作業で割り加工する。穂先の数(数穂、80本立、荒穂)で薄茶向き、初心者向き、濃茶向きなど用途が変わる。
竹の状態や工程により、品質や茶の味を大きく左右し、美しさや手触りも異なる。
長年の技術が込められた「高山茶筅」は、日本が誇る伝統工芸品です。
品質がよく、長く茶筅を使い続けたい方向け
茶筅は場所もとらず、高頻度で買い換える必要がないアイテム!
これから自宅で「長くお茶を楽しんでいきたい」「品質を重視する」という方にはこちらをおすすめします。
日本製であり、取手が持ちやすいです。
初心者が使いやすい穂先の数(数穂)や、耐久性にも優れた信頼できる商品だと考えます。
価格は3000〜4000円台はすると思います。 「日本製や伝統工芸マーク」の記載がない場合は、ほとんどが中国産のものだと思われます。
メンテナンスをすれば5年以上使うことができる優れものです。
茶筅の需要も高まり品薄状態です。 「茶筅 数穂 高山」といったワードで検索すると通常はヒットします。
試しに使ってみたい方向け
長く続けられるか分からないけれど、「一度試しに使ってみたい方」はこちらをオススメします。
価格帯は上記の半分くらいになります。
茶道を始めたばかりの方・コストを抑えたい方・気軽に始めたい方には、お手頃な選択肢になると思います。こちらは中国産の製品です。
消耗品として割り切りやすく、手に取りやすい商品です。
初回の使用前に溜めたあつすぎない湯の中でよく洗うことをおすすめいたします。
くせ直しで、より長く大切に
茶筅の使用後は、溜めたぬるま湯の中でふり洗い抹茶をよく落とします。
しっかりと乾燥させ、風通しのよいところに保管します。
それでも十分ではありますが、回数を増すごとに茶筅の穂先の形が崩れやすくなるため「くせ直し」に立てて保管すると、よりよい状態が長く続きます。
購入したものを、長く使い続けられると愛着も湧いてきますね。
以上、おうちで抹茶を楽しむのに最低限必要な茶筅のご紹介でした。
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