【喜久寿】 2021年は丑年、正月の生菓子で今年の願いを考える。「初詣・絵馬」｜（大阪市住吉区）

明けましておめでとうございます。　２０２１年は丑年です。　喜久寿さんにて、新春にふさわしい生菓子を２つ見つけてきました。

お正月の時期に食べる和菓子は、いつにもまして気持ちがシャキッとしますし、特別なものになりますよね。　生菓子を食べながら、早く疫病が落ち着くことを願いました。

喜久寿

大阪で初詣といえば住吉大社を思い浮かべる方は多いと思いますが、お参り後近くにある和菓子屋の喜久寿さんへ立ち寄ることも忘れていません。

住吉の神様は、生命の根源を守る“海の神”として信仰されています。　また“農耕の神”としても崇敬されているのですが、それだけでなく日本中をお祓いする意義があるほど、古くより“祓の神”として篤い崇敬を受けてきたとされています。

歴史の深い住吉の地にある和菓子屋。　そこで見つけた新年の生菓子には、なにかご利益がありそう。そんな風にも思えてきます。

１つ目は『初詣』です。　菓銘からも、まさにお正月感が伝わり、気分が上がります！！

お賽銭箱の上にある「本坪鈴ほんつぼすず」とよばれるものを象ったものでしょうか。　とても繊細な形に、鮮やかな色のコントラストも美しい。

こしあんが濃厚でとっても美味しいです。　神社で本坪鈴を鳴らし、今年一年の願い事をする時の、初詣の光景が思い出されますよね。

２つ目は「絵馬」。絵馬は願い事のためや、叶ったお礼に奉納する額です。

２０２１年は丑年ですから、丑の焼印がしてあります。　金粉をあしらい、一層華やかなです。

中にはあんが入っており、ややかるかんに近いような生地で、こちらもとーっても美味しいです。

お正月らしい和菓子を食べながら、今年はどんな一年にしたいかな〜なんて思いにふけっていました。

喜久寿さんは初詣期間では、特にどら焼きが大人気なのですが、こちらの生菓子も食べてほしいです。この美味しさと価格を思うと、非常に良心的だと感じました。

今年はやはり疫病退散、平和を特に願う一年になりそうです。

しかし不思議なもので、年明けにでてきた願いや抱負は数ヶ月すると薄らいだりするもの。

いつまでも自分の信念や願いは強く持っていたいと、そんな風に思わせてくれる和菓子でした。

みなさまにとって幸多き一年でありますように。

初詣・絵馬
価格：２８０円
日持ち：当日中
販売期間：お正月限定

住所：大阪市住吉区東粉浜３丁目２８−１２喜久寿

営業時間：９：００〜１８：００

電話：0666714517

定休日：不定休