自宅で和菓子をたべるとき一度お気に入りの器に盛り付けてみることで、いつものおやつタイムにメリハリが出て、自宅で過ごす時間の充実度がグッと上がると感じています。
普段あまり使ってこなかったものでも、和菓子と組み合わせてみると古風な雰囲気がでますし、それもかわいらしく楽しみ方のバリエーションは増えます。
日常で和菓子をたのしんでいる私ですが、どんな器に和菓子をのせて楽しんでいるかをご紹介してみたいと思います。
いろんな器で和菓子をたのしむ
もともと器が大好きで、やわらかい色合い・優しい手触りの器が好み。 出先、旅先のお土産として集めていたお皿に和菓子をのせています。
派手で存在感が強いものより、和菓子と自然と馴染んでくれるような器で日々の和菓子を楽しみます。
使いやすい無地のお皿
和菓子の色合いや形・季節感をみて、こちらの器から取り合わせを考えています。
どの器もお気に入りなのですが、春には淡いピンク色。 夏には涼やかなガラス製のお皿にのせてみました。
秋冬の寒い時期には少し落ち着いた色味や、あたたかみを感じるような質感のお皿を合わせることが多いです。
お気に入りの器は飾って楽しんだりもできますし、もちろん料理皿としても使います。 日常で使うお皿のなかから、和菓子と合うものを探してみるのも楽しいかもしれません。
懐紙をお皿代わりとして使う
懐紙はあまり馴染みがない方も多いと思います。 茶道の稽古場でお菓子をたべるときのお皿や、抹茶茶碗の汚れをふきとる目的で携帯しています。 懐に入れて持ち運ぶ和紙です。
稽古場では真っ白の無地のものを使用しています。 自宅で楽しむ時にはこのようにワンポイントや色味のついたもの、季節の柄があしらわれていている懐紙を使うとおしゃれですよね!
色々なデザインのある懐紙は季節を愉しむことができますし、なんだか粋ですよね。
漆のお皿を菓子切で傷つけてしまう恐れのあるときにも懐紙は活用できます。
敷き紙、ポチ袋や一筆メモとしてや、オフィスでお菓子を分けるときに使ってみたり。使い方は色々ありますし、ついつい集めたくなる可愛さです!
お盆にのせるとカフェ風にたのしめる
日常でわざわざお盆は使わない。だけど実家には眠っている・・ 優しい風合いや、もてなしが感じられるお盆はひとつあると便利です。
お菓子・お気に入りの飲みものと一緒にお盆にのせてみると、とってもいい味をだしてくれました♪
お盆にのってお菓子とお茶が出てくると、いつものおやつ時間をどうぞゆったり過ごして〜と許されたような気分になります。
落ち着いた雰囲気を味わい、自宅でカフェ気分はいかがでしょうか。
敷物・菓子切を変えると雰囲気が変わる
合わせやすい無地の敷物は、季節ごとの色のイメージを取り合わせ楽しんでいます。
また和菓子をたべる時に菓子切や黒文字をよく使いますが、自宅ならスプーンやフォークで代用できますし、ちょっと洋風なイメージが混ざり合ってそれもかわいいなと思います。
写真は同じお皿を使用していますが、夏に食べるみつ豆ゼリーには爽やかな緑の敷物にスプーン。
秋の生菓子には緑から茶色へ変化していく山を思い、茶色の敷物に菓子ようじを合わせて和を感じてみました。
自分なりにですが、手軽に季節の雰囲気を変化させて愉しむことができます。
ひとつお気に入りの器や懐紙を持っているだけで和菓子を食べてみようかな〜とか、お盆にのせて和を感じてみようと、おやつ時間の楽しみが広がるかもしれません。
いっしょにおうち和菓子をたのしんでみませんか〜!
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