
和食の要は「お出汁だ」と思っても、なかなか上手にひけない・・

そう思っても大丈夫。「水に浸けるだけ」・「冷蔵庫に入れて置いておくだけ」の超簡単で美味しいお出汁の取り方をご紹介します。
私が師匠と呼ばせてもらっている、大原千鶴先生流の家庭で簡単に出汁を取る方法です。
大原先生の料理は何を真似しても、簡単・美味しい・季節を感じることができます。
お出汁はうまみ成分をアップさせて、いつでも心もあたたまる家庭料理を作りましょう!
使ってみると、とても便利だったグッズも合わせてご紹介です。
水出しお出汁
材料
真昆布 5cm×5cm 2枚
かつおの混合削り節 8g
水 5カップ
作り方
1、かつおの混合削り節をお茶パックに詰める。
2、パックに詰めたかつお節、昆布を水に浸けて、冷蔵庫で3時間待つ。
以上です!
超簡単すぎませんか?!
3時間待つだけで十分味が出て美味しく使える状態になっています。

水出しの具材は1回ごとに使いきってください。
保存期間
冷蔵庫:3日間
冷凍庫:2週間
水出し便利グッズ
実際に私が使ってみた、水出しに便利だったグッズがこちらです。
「HARIOのフィルターインボトル」

こんな風にフィルターが付いていて、取り外しできるので細かいところまで綺麗に洗えました!

ちなみにHARIOのフィルターインボトルですが、コーヒーの水出し用もあるようです!
三大うまみ成分について
うまみの成分は、2つ以上組み合わせると「相乗効果」がはたらき「格段にうまみがアップ」します。
グルタミン酸・イノシン酸・グアニル酸などよく耳にすると思いますが、様々な食材に入っていて
料理をされる方ならみなさん、無意識に組み合わせていると思います。
グルタミン酸 | 昆布・トマト・玉ねぎ・ブロッコリー・マッシュルーム・チーズ・イワシ・白菜・緑茶 |
イノシン酸 | かつお節・煮干し・豚肉・鶏肉・牛肉・マグロ・サバ・タイ |
グアニル酸 | 干し椎茸・海苔・ドライトマト |
特に、グルタミン酸✖️イノシン酸=和・洋・中の出汁を取る基本となり、昔から活用されています。
うまみ成分とは奥が深く、古くから私たちの食生活の基盤になっているのですね!
いかがでしたか?
水につけるだけでできてしまうお出汁を活用してうまみ成分を引き出し、美味しい料理を作っていきましょう。
コメント